2010/12/18

Rhinon 撮影ツアー vol.3




撮影日の追記です。

モデルを努めてくれた友人は、
マスラックスに向かう途中、
電車にゆられながらかぎ編みをしてきたそうで、
撮影の合間にも、のんびりと編み進めていました。

最近マスラックスにはお客さんがいらっしゃることが多いので、
後々、彼女にお客さん用のコースターをオーダーすることにしたのですが、
私は、自分の欲しいと思うものには、
「その人が作るから欲しい」という気持ちがあるような気がしています。

その人が演奏するから聴きたいと思う曲。
その人が作るから食べたい料理、小説や写真があるように、
その人がつくりだす空気感や思想が相まって、
自分でも知らないうちに共有したいと感じているのかもしれません。

先日、らいのんのクリスマス限定販売の予約が全て完了し、
毎日、ありがたいことだな、という想いです。

お会いした事がない方でも、この方にはこのらいのんがいいかな?など
想像をふくらませながら制作を進めています。

撮影現場で、わっ!と思ったこと。
彼女が小さなクモとハイタッチしていました。



マスラックスの久世は、クモが大の苦手で
実はこの時、となりで眉毛が八の字になっていました…(笑)

2010/12/06

Rhinon(らいのん)クリスマス限定発売予約開始
















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 Rhinon(らいのん)
「なでるとオルゴールの音を奏でる木のおもちゃ」
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好評につき完売いたしました。
ありがとうございました!!
(12月11日0:00更新)
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お待たせいたしました。
なでるとオルゴールの音を奏でる木のおもちゃ、
Rhinon(らいのん)を2010年クリスマス限定で
10匹、販売させていただきます。

(お申し込みの先着順となります)

ひとつひとつハンドメイドのため、
売り切れの際はご了承ください。

お値段は、送料込みで18,000円(税込)です。

お届けは、2010年12月22日(水)~25日(土)までの、
お客様のご希望日となります。

ご購入をご希望の方は、以下の内容をご記入し
こちらのメールアドレスまでお知らせ下さい。



追って、ご注文受付のお知らせと、
お支払い方法の記載についてのメールを送らせていただきます。


● ご記入内容 ●------------------------------

【お客さまの情報】
 ・お名前
 ・お名前のふりがな
 ・メールアドレス
 ・お電話番号
 ・ご住所

【お届け先の情報】※お客様と送り先が異なる場合のみお書き下さい。
 ・お名前
 ・お名前のふりがな
 ・お電話番号
 ・お送り先のご住所

【お届けのご希望日】○をお付け下さい。例:24日(金)午前○ 午後
 ・22日(水)午前 午後
 ・23日(木)午前 午後
 ・24日(金)午前 午後
 ・25日(土)午前 午後

【領収書の有無】
 ・領収書が必要な場合は、宛名と但書の内容を
  ご記入ください。

【お支払い方法】
 銀行振込にて承ります。
 ご注文の確定後、お支払い先の情報を
 メールにてお送りいたします。

【その他・備考】
 ・ご質問などがあればお知らせ下さい。

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Rhinon(らいのん)

らいのんはなでるとオルゴールのような音を奏でます。















USBケーブルで充電できます。















おなかに通常モードと充電モードの
切り替えスイッチがあります。















詳細…………………………………………………………

 内容物:らいのん、充電用USBケーブル・アダプタ、
     取扱い説明書
 素 材:木(ウォールナット・蜜蝋ワックス塗布)、
     電子部品、ネジ、充電池
 電 源:充電式
 大きさ:W:175 × H:120 × D:50 mm
 重 さ:約300g

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〈ご注文についてのお問い合わせ〉
 合同会社マスラックス 担当:坂本

Rhinon 木工工房へ!


電子工作コンテストの翌日、
私たちは、まだ角張っている「らいのん」の形を整えるために
家具職人さんを訪ねてくうちん工房さんへ。

らいのんは、夏の展示以降、
たくさんの方から「欲しい!」というご意見をいただいていました。

私たちもぜひ、そんな方の手元においてもらえたら!という想いだったので、
少量からでも生産するために、
日々地元で木工工房を探していたのです。

そこでお会いしたのが、くうちん工房の大川さん。

まずはメールで打診をして、工房の見学をさせてもらい、
らいのんについて木材のことや、
加工について相談させてもらったのが始まりでした。

写真奥にいらっしゃるのが大川さん。
普段はオーダーにて家具を作っていらっしゃるのですが、
木工教室なども行っています。
この日は、工房にて角を削るトリマー作業を教えてもらいました


慣れていない私たちがやり易いよう、
きちんと手順を踏んで教えてくれるので、安心して作業できます。

なんと、今まで手作業で一日近くかけていた仕事が、
一時間半くらいですべて完了。これはすごい!!

近場ということと、職人さんに教わりたい!ということで
ものを作るのが好きなマスラックス坂本の父も参加。
大川さんに一番上手い!と言ってもらい、かなり喜んでいました。


らいのんはこのような無垢の木から出来ています。

以前は木について、あまり知識のない私たちでしたが、
木の種類や特徴、保管の仕方などを丁寧に教えてもらい、
気づくと私たちもかなり木の魅力にはまっていました。


また、くうちん工房の大川さんは、面白い経緯の方で、
家具職人になる前は、なんとプログラマーだったそうです!

その後、形の残るものを作りたいと思い、
家具製作工房で修行をつみ、独立して工房をセルフビルド。

ご自分のやりたいことを、
少しずつ実現していっているのがとても素敵です。

工房のやさしい雰囲気に包まれ、
とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

Rhinon お届けパッケージ




ただ今、らいのんをお届けするための、
外装や内装のパッケージ作りをしています。

豪華な感じではありませんが、手触りのいい生地などを使って、
梱包などはあまり無駄のないものにしようと考えています。

私が小さな頃、クリスマスのプレゼントは皆手作りでしたが、
私が母からもらったのは、ただのノートに、
よくあるカレンダーの表紙の絵(たしかモネの絵)を
ブックカバー状に貼り付けたもの。

本当にただのノートだったのですが、カレンダーの
絶妙な絵の場所を選んで豪快に貼付けてあるだけで
「なんだかすごい」と思った記憶があります。

私は、なぜかヘビの絵を描きたくなって、
それを父に贈ったらかなり不評でした。笑

がんばって描いたのにーと当時はかなり落ちこみましたが、
その後、もらう人のことを考えるようにしよう…、
と思ったのは言うまでもありません。

先日の電子工作コンテストにて、
お名刺に、なんとLEDがついているものをもらったのですが、
一緒にボタン電池まで付いていて、
LEDと電池を付ければLEDがフルカラーに光るというもの。

気遣いだなあ、と思いました。

らいのんは、男性にも気に入ってもらえているのが
密かに嬉しいなあと思っているのですが、
パッケージも受け取る方を想像しながら
様々なものを試作してみたいと思っています。

電子工作コンテスト2010、大賞をいただきました!!



12月5日(日)にお台場で開催された「電子工作まつり2010」にて、先日ブログでお知らせさせていただいた電子工作コンテスト2010」の公開プレゼン&大賞・各賞発表があり、なんと!「Rhinon(らいのん)」が大賞をいただきました!!

大賞ノミネート5作品に選んでいただけただけでも、とても嬉しくて感激していたのですが、大賞に選んでいただいたことに久世も坂本も一夜明けても興奮してます!

木の保管や加工や広葉樹の材質違いなどのアドバイスをいただいたり、角丸に削っていただいたり、本当にいろんな方のご協力でできた作品なので、みなさまありがとうございます!また、コンテストのスタッフのみなさま、参加されたみなさま、会場にいらっしゃったみなさま、いろんな準備で関わられたみなさまにも、本当に感謝いたします!



朝からなにも食べてなかったので、その後お台場で、みんなで祝杯。
らいのん先生、先生とお呼びしてもよいですか!?


今日はこれから、くうちん工房さんへ、限定販売分の「らいのん」を削りに行ってきます。「いくぜ!おめぇら!」「へい!」

2010/12/01

電子工作コンテスト 大賞候補5作品にノミネート!


「らいのん」が電子工作コンテスト
大賞候補5作品にノミネートされました!

12月5日(日)に、お台場の会場にてプレゼンをすることに。

らいのんがたくさんの方のご協力のおかげで出来ているということ、
そして、私たちのこだわりどころや
制作秘話などをお伝え出来たらいいなと思っています!

チケット制となってしまいますが、
どなたでもお越しいただけますので、
お時間のある方は遊びにきてくださいね。

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電子工作祭り2010

 日時 12月5日(日) 
    Open 11:30 Start 12:00 End 15:30 (予定)
 会費 前売り券1500円 当日券2000円
    (飲食代別途必要・ビール¥600など)
 会場 東京カルチャーカルチャー(東京・お台場)
 MAP http://tcc.nifty.com/accessmap/

2010/11/25

Rhinon 撮影ツアー vol.2



「らいのん」撮影ツアーの追記です。

--

撮影日、私たちはフィトグラファーの香川賢志さんと、
モデルを努めてくれた友人をマスラックスへ招待しました。

らいのんを紹介する写真に、
少しでもマスラックスの想いや要素が盛り込めれば…と思い、
制作現場を見てもらったり、制作の行程を聞いてもらったりしたのです。

作業場には、ハンダごてや小さな部品が事狭しと並んでいます。
マスラックス久世の作業場は、
他の仕事をいくつも並行していることもあり、かなりカオスです。

お二人は、部品や小物の入っている
たくさんの引き出しなどに夢中でした。

撮影:photographer 香川賢志



◆関連記事

Rhinon 撮影ツアー vol.1

2010/11/24

Rhinon 初の展示の様子


らいのんは、2010年8月4日(水)〜9日(月)にかけて
横浜の赤レンガ倉庫で開催された、
C-DEPOTというアーティスト集団の展示にて
はじめて紹介されました。

まだ夏真っ盛りだった横浜の展示の様子をお伝えします。

--

はじめは木の置物かな?と思われる方も多かったのですが、
背中をなでて「あれ!?」と驚かれる方が続出しました。

私は、あまりにもびっくりされて
ピョンと飛び上がる中年のおじさまを拝見したのですが(笑)
小さなお子さんは、わりとすぐに仲良くなってしまうようです。


赤ちゃんも、最初は恐るおそる…、
それでも何度もなでてくれました。


いろいろな場所からなでられて大人気!


お二人のやりとりに、私も和みました。


人それぞれ鳴る音が違うので、お互いに比べていらっしゃっいました。


アンケートにもたくさんのご感想をいただき、
私たちもとてもうれしく思っています。

私たちもたくさんの意見を頂きたいと思っているので、
皆様とお話できたのは本当によい機会でした。

ご来場、どうもありがとうございました!

Rhinonの木材




先日、木材でお世話になっている「くうちん工房」さんより、
らいのん用の新しい木材が届きました!

雨の中わざわざお届けくださり、
「日焼けしますので、毛布などをかけてくださいね」と
注意事項を伝えてくれたり、
いつもとても丁寧な対応をしてくださいます。

今回は、アメリカンチェリーという種類。

マスラックスの坂本が、
くうちん工房さんにあるチェリー材のテーブルに一目惚れしてしまい、
この種類をお願いしました。

日がたつにつれ、美しい飴色になっていくそうで、
私たちも宝物を手に入れたような気分です。

(写真下はウォールナット)

くうちん工房さんとの出会いは、
また次の機会に紹介します。

Rhinon 動画



らいのんの動画をアップしました。

電子工作関係のサイトでの紹介ムービーなので、
「タッチセンサ」や「マイコン」など、
普段聞き慣れないような言葉もあるかもしれませんが…、
サイだけに、サイボーグ的な「らいのん」が
ご覧になれます!

2010/11/18

Rhino-n(らいのん)の演奏


Rhino-n(らいのん)の演奏 その1
背中をなでると音を奏でます。おしりのほうが低い音、あたまのほうが高い音。基本的な演奏のようすです。


Rhino-n(らいのん)の演奏 その2
応用編。口から音が出るので、その口を開け閉めすると音の響きがちがって聞こえます。コツは、音の鳴り始めのときに口を閉じておいて、音が鳴り響いているときに口を開けると、いい感じに聞こえます。


Rhino-n(らいのん)の演奏 その3
さらに応用。背中をなでると音が鳴るのですが、目線を変えて、らいのんをコロコロとからだに当てて奏でます。服のうえからでも、人のからだにふれると音が出ます。あ、人に限らず、ネコとかでもふれると音が出ます(笑)。

2010/11/14

Rhinon Tシャツ




2010の夏、Rhinonの初の展示の際に一緒に作ったTシャツです。

手触りがよく、ラインや色味がきれいなTシャツを探して
楽しくも奮闘した覚えがあります。

一枚一枚シルクの手刷り。
布に刷る時の、インクがじわっと定着する感じがたまらなく好きで、
あえて、Tシャツに近い色味を刷ってみたりと実験的な試みもしてみました。

写真は、近くの小山で撮影したもの。
サックスの練習をしている人がいて、よいBGMになっていました。

2010/11/04

Rhinon 撮影ツアー vol.1





Rhinonを手元にほしいと言って下さる方がいらっしゃったので、
私たちの手に負えるくらいの数を作ってお売りしよう、
という計画を立てています。

本日はその販売の準備も兼ねて、Rhinonの撮影を行ないました。

モデルには、remo-kuma(リモクマ)でもお世話になった友人、
撮影はフォトグラファーの香川賢志さんに依頼。

二人は、古地図を片手に知らない街を歩く散歩仲間で、
タイプは違うけれど、とても良い感性の持ち主です。

そんな人たちに、まずはRhinonや私たちのことを
いろいろと知ってもらおう!ということで、
マスラックスの仕事場や付近の様子の紹介を交えたツアーを行ないました。

Rhinonのアップは、1テイク目の写真。
もういい雰囲気が出ています…!

2010/10/29

C-DEPOT in the dark @YOUNG ARTISTS JAPAN vol.3





ツノが光るバージョンの「Luminon(るみのん)」をつくりました。ツノのところは、人工大理石のコーリアンという素材を使っています。小さいツノは、すやすやとハナちょうちん風に。大きなツノは、なでたときに音と同時にふわんと光ります。

C-DEPOT in the dark @YOUNG ARTISTS JAPAN vol.3に出品しました。
2010年10月30日(土)〜31日(日)、有楽町の東京交通会館にて。

2010/10/03

Rhinonとは?



Rhion(らいのん)は、なでるとオルゴールの音を奏でる
ハンドメイドの
木のおもちゃです。

名前の由来は、英語でサイという意味のRhino(ライノー)に
on(音)をかさねたところから。

頭の方をなでると高い音、おしりの方は低い音を奏でます。
「なでる」という行為が、人をやさしい気分にさせてくれる
不思議なおもちゃです。

いつまでも使ってくださる方の側においてもらえるようなものを
作れたら、という想いで制作しました。

Rhinon Blog はじまりました.



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このBlogでは、Rhinonの制作過程や
販売に向けての新着情報をお知らせさせていただきます。